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干潟調査機を用いた干潟調査システム

意匠および実用新案
 意匠:意匠登録第1359215号
 実用新案:実用新案登録第3144731号
干潟を調査する

開発の背景

 干潟には生物生産機能に加えて、生物生息、水質浄化、親水、景観などの機能があります。近年、このような 機能を持つ干潟に注目が集まり、人工的に干潟を造る動きが活発化しています。しかしながら、人工干潟は波、流れの 作用で地形変化や底質変化を起こし易く、また、生物相は遷移します。
 干潟・浅場を望ましい環境に維持するために、干潟造成の事前・事後のモニタリングの実施と、この情報の利用を周知 させることが大切です。

 従来の干潟の調査手法は(1)満潮時に船で底質を調べるか、(2)干潮時に機材を担ぎ歩いて行くしかありませんでした。まず、
  1. 満潮時に船で底質を調査する場合は、船に上げてくる過程で海水にさらされ、化学的データの信頼性が低くなる
  2. 干潮時に歩いて行く場合は、歩ける場所が限定され”動けなくなる”ことがあり危険であることに加え、持っていける機材の量が 限定されることでデータが限定される
 そこで、干潟・浅場内を自由に走行し作業効率と解析精度の向上を目的として、干潟調査機による調査システムを開発しました。

曽根干潟

開発調査機

干潟調査機本体


 本調査機を用いることによって、今まで出来なかった調査が可能になり様々なデータを取得できるように なります。


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