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海洋・港湾の維持管理
海洋・港湾施設の維持管理

概要

  • 施設・構造物保全対策
    • 護岸診断調査
      海岸保全施設の構造物(護岸、臨港道路など)の沈下量などの状態や劣化・ 損傷状況を測量、調査(目視調査、潜水調査、レーダー探査、空洞調査、コンクリート試験など) をして、海岸保全施設の健全度評価を行います。
    • 施設保全点検調査
      現地踏査や定期点検調査を行い、調査結果と施設の整備履歴を総合的に検討し、 施設の現時点における健全度の判定を行うとともに、今後の劣化予測を行い、残存耐用年数等を明らかにします。
  • 航路・泊地埋没対策
    港湾・漁港では船舶の航行条件として、航路・泊地の水深は常に所定の深さを満足す必要があります。 航路・泊地に土砂が堆積し浅所が現れることは、航行船舶に対する安全面や浚渫などの維持・管理費の面から、 港の管理者にとっても大きな問題となります。 当社ではこれまで培ってきた計測技術(測量・地質、波浪・流況観測、環境調査など)を活用して埋没状況・問題点を把握し、 現地海域に即したシミュレーションを実施することにより、最適な対策手法を立案・検証をしています。

調査項目

  1. 基準点測量

  2. 1級VRS-RTK-GPS測量(検定済み) 基準点測量状況(GPSによる)
    補助基準点測量状況(トータルステーションによる)
  1. 目視調査
    1. 陸上目視

    調査状況 ポールカメラによる高所からの撮影調査
    (カメラ又はビデオをセットし
    施設全体の状況を記録する)

    1. 海上目視

    専用小型調査船による海上目視調査状況 桟橋上部工下面 調査状況
  1. 潜水調査
    潜水士により、海面下の部材等について劣化・損傷などの目視調査を行い、 記録等整理し帳票、変状図及び写真帳として整理する。

  2. 潜水調査写真

    潜水調査器材
    水中撮影器機 水中観察用CCDカメラ
  1. 鋼材の肉厚測定
    潜水士により、鋼材の一部の付着物を除去後、超音波厚み測定器を用いて肉厚測定を行い記録を整理する。

  2. 調査状況 調査状況
  1. 電位測定
    防食による施設の電位分布状況を把握するために、防食対象構造物に設置されている 電位測定装置と高抵抗電圧計、照合電極を用いて対象施設の電位測定及び測定値の記録を行う。

  2. 高抵抗電圧計・照合電極 調査状況
  1. 陽極消耗量測定
    潜水士により陽極表面に付着している腐食生成物等を除去し、陽極の形状寸法を計測し、 陽極の残存質量を求め残存寿命の推定を行う。

  2. 調査状況 調査状況
  1. 浮桟橋詳細調査
    施設外観の目視によって、変状の有無とその程度を確認し帳票、変状図及び写真帳として整理する。

  2. 連絡橋・渡橋の目視調査 連絡橋・渡橋の目視調査

    浮桟橋内部調査
    ポンツーンの内部に立ち入って、壁面に生じた亀裂、損傷、劣化などの目視調査を行い、 記録等整理し帳票、変状図及び写真帳として整理する。 なお、ポンツーンの内部では酸素欠乏などの危険性が高いため安全管理には十分努める 必要がある。
    ※本調査は、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者の指導の下で行っています。
    換気用大型送風機 ポンツーンの内部調査状況
  1. コア採取
    コンクリート部材の強度、塩化物イオン濃度、中性化の現況を把握するため、 コアドリル等によりコンクリートコアの採取を行う。

  2. 岸壁側面コア採取
  1. はつり調査(鉄筋腐食調査)
    堤防または護岸の波返し及び表法被覆工の鉄筋について、鉄筋探査機により鉄筋位置を確認し、 コンクリートを一部はつり、鉄筋の腐食状況を確認する。

  2. 鉄筋位置の確認 鉄筋の直径を確認
  1. 空洞調査
    堤防または護岸の天端部やエプロンについて、部材の吸い出しにより空洞化が生じている 可能性のある箇所において、レーダー探査により空洞化の有無の確認行う。

  2. 地中レーダー センシオンβ3 探査状況
    解析画像 空洞確認のためのファイバーカメラ
  1. 水域調査

  2. 深浅測量調査器材

    船位測定装置DGPS A-100 一式 マルチビームによる深浅測量

    サイドスキャンソナー調査器材
    (海底や川底の性状、散乱した瓦礫、魚礁の確認

    サイドスキャンソナー The Deepeye340 信号処理部(パソコン)
    ※調査中随時に海底状況が確認できます

    デジタルサイドスキャンソナーによる海底画像

    水没車両 沈船 魚礁
    瓦礫 橋げた 海底と捨石法面

SENCION β3[地質分析機能付地中探査機]

電磁波探査機が少しずつ変化し地質の違いを探査できるようになりました。路面下の水道配管・電気配管・ガス配管の 調査の時、周辺土壌がどのような地質になっているのかを知ることは不明 配管の調査に多くの情報を与えてくれます。 そんなユーザーの声を反映し、センシオンβ(ベータ)3は進化し地質分析を可能としました。地質が判れば身近な 用途に多用でき、利用用途は飛躍的に拡大します。 β(ベータ)シリーズは、5種類の高深度アンテナ(別売)を交換して使用する事ができます。

画面構成[A・B・地質分析モード]


  • 特長
    1. 非接触・非破壊で探査できます。
    2. 超軽量・小型なので持運びに便利です。
    3. 1人で作業ができます。
    4. 目的別アンテナ交換が可能です。
    5. ICカードによる記録・再生機能を標準装備。
    6. 外部電源の必要がありません。
    7. スイッチを押すだけで地質を自動分析、カラー表示します。
主仕様
名称 センシオン3
方式 インパルス方式電磁波レーダ
探査深度 約1m〜3m帯域
分解能 ±3mm〜
操作モード A・B・地質分析モード
表示方式 カラー液晶表示 地層表現
電源 DC12Vバッテリー
使用環境 〜40℃ 95%RH
寸法重量 全長1m 4kg


※ お気軽にお問い合わせください。
       info@ko-marine.com