ナローマルチビームによる深浅調査

海底地形を精密に計測する

マルチビームソナーとは

 マルチビーム測深機は、海底の深さを測定するために使われます。船の底から音波(音響ビーム)を発射し、
音波が海底にぶつかってはね返ってくるまでの時間を測り水深を計算します。船は左右の海中に扇形に複数の音波を発射しながら航行するため、
陸地の航空写真測量のようにかなりの幅をもった海底を帯状に隙間なく測深できます。

マルチビーム測深機は、海底地形を面的に捉えることのでき、近年の港湾測量では利用が激増しています。シングルビームでは把握できない海底の微地形を詳細に記録することができることから、港湾深浅や魚礁の分布などの確認が効率的かつ高密度に実施できるのが特徴です。

【マルチビームソナーを使用する利点は】

  1. 海底を面的に測量するので、作業効率が良く地形を正確にとらえることができる
  2. 音響ビームが鋭いので細かい地形がわかる
  3. デジタル測量なのでコンピューターにより高速かつ正確に資料処理ができ、測量と同時に海底地形図を自動的に作成することができる

このため、近年マルチビーム測深機は広く使われるようになり、技術的にも実用の面でも著しい進展を遂げています。

 

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Specification of multibeam bathymetry
   T-50P
Frequency  200-400 kHz
Vertical beamwidth  140-165 deg
Range resolution  6 mm
Max operating depth  550 m
Number of beams  Min 10, Max 512
Seabat T-20P SYSTEM

t20p

 

マルチビーム測深システムによる成果

ナローマルチビーム測深システムによる成果品は従来の水深図、等深線図に加え水深データをもった海底地形を3次元で表示できる
ため、
海底地形をどの方向からも表示することが可能で、任意の断面を作成することもできます。

 

contourmap2 deepview Whale-eye
深浅図 等深線図 俯瞰図

使用用途としては、港湾構造物,消波ブロックの現況が詳細に分かり、捨石、敷石の均し状況も把握できます。また、転石や落下物調査等にもマルチビ-ムは有効なシステムです。
その他には、浚渫前後の法面管理にも有効ですし、埋め立て前の埋込土量計算も迅速に行えます。さらに海底現況の詳細はもとより、経年調査を行えば水中植生物の生態状況把握などの環境調査にも役立ちます。
大きな特徴としては、従来の音響測深機と比べデータを3D図として表現できるので視覚的に詳細が分かり易いということです。

 本調査機を用いることによって、今まで出来なかった調査が可能になり様々なデータを取得できるように
なります。
【使用例】

  1. 港湾深浅測量
  2. 漁場調査
  3. 海底異常物調査
  4. 既設ケーブルルート調査
  5. ダム湖調査

※ お気軽にお問い合わせください。

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